研究室決定!
昨日研究室を決めました!!
Hi-roakiくん、Iくん、そして俺の3人が入った研究室は、Y先生という来年退官される方の研究室です。はっきり言って卒研らしい卒研はありません。チャンドラセカール大先生の「Why things are the way they are」という本を輪読していくだけの研究室生活といってもいいでしょう。(ちなみに参加者募集中です!)
いくつかこの研究室にはおかしいところがありまして、、、
- そもそも実験屋の先生なのに、実験器具は全て売り払っているから実験はやらない。
- さらには院生を取ってないから、俺たちの研究室に先輩はいない。
- 第一俺たちの代の前評判は最悪でしたからねぇ。。。
ではなぜこんなところへやってきたかというと、
- まず三人とも、どちらかというと理論をやりたいと思っていた。
- 実は2代ぐらい遡った先輩に聞くと、Y先生の評判はよい
- さらに先生方の間でも面倒見のよいことで知られている
- 四つの部屋が俺たち3人だけで使える
というわけで、俺の中でY先生という選択肢はかなり上位に位置していました。つまらない面子なら辞めようと思ってたのですが、かなり強力な2名を確保できたのでここに決めちゃった次第です^^
俺たちはY先生の最後の教え子になるということで、先生もちょっとやる気っぽいし、そもそも俺たちはかなりやる気なので、この一年は楽しいこと間違いなしです!(4回にはシャワーも洗濯機もあるし、電子レンジもあるから、衣食住全てに困らないのもいいね!!)
では具体的にはどのようにこの一年を過ごすのでしょう。
まずは俺から。
俺はそもそもO研(強相関)で物性の基礎を身に付けようと思っていたので、セミナーはそこが拠点と言っても過言ではありません。それとかなり有力なのは、原子核の研究室で週1で開かれている計算機実習に参加することですね。まずは自分のところのセミナーも合わせて、この3つはこなしていきたいです。
さらに素粒子研で「J.J.Sakuraiの量子力学」を輪読するようなので、そちらに参加するか、あるいは原子核でも量子をテーマにした本を読むとのことなので、可能ならばどちらか一方だけでも参加していきたいと思っていますo(^-^)o
Hi-roakiくんはどうするのかな。当分は就活だろうけど、なんかしら研究室に顔出しといたらいいんじゃないかな?2文字研とか低温の方だとかはY先生が話を付けてくれると思われます!!
そういえば、俺は研究室を決めてから知ったんだけど、黒服のお方は4,5月あたりからイギリスだかなんだかに留学するらしいので、低温に行った人には残念な結果となりました。きっとあの強力なキャラに惹かれて行ったんだろうに。。。
さてIくんはというと、そもそもY先生とはまったく分野の違う、原子核とか素粒子の理論に興味があるようです。だからそっちの方面のゼミに顔を出すって言ってましたよ^^;
というわけで、うちの研究室には物性をやりたい人間・就活してる人間・素核をやりたい人間と、全くもってよくわからない面子がそろいました。それだけにいろんな話題にあふれて、刺激の多い研究室になるだろうと思います。部屋広いし、みんな遊びに来てね〜〜!
よろしく(^ー゜)ノ
追伸:これがセミナーで使う本です。この本は図書館にはないので、もしセミナーに興味のある方は俺たちの部屋まで、実物を見に来て下さい。
Why Things Are the Way they Are
- 作者: B. S. Chandrasekhar
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 2008/08/21
- メディア: ペーパーバック
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