反日デモ

友達に習って、残しておきたい・見てもらいたい記事を転載しちゃいます。


著作権がらみのことをよく知らないので、「その転載の仕方はまずいだろ」と思った方、ご指摘ください。すぐ消します。


<<asahi.comよりhttp://www.asahi.com/international/update/0403/007.html>>
広東省で2千人が反日デモ 当局阻止せず(2005年04月03日)

香港に隣接する中国広東省・深●で3日、大規模な反日デモがあり、参加者は一時2000人以上にもなった模様だ。インターネット上で尖閣諸島(中国名・釣魚島)の中国領有権を主張したり、日本が国連安全保障理事会常任理事国になることに反対したりしている複数の過激な民族主義グループが呼びかけた。

 主催者は、日本の常任理事国入りに反対する署名を市民に呼びかけたほか、「隣国を侵略した歴史に向き合わない日本には常任理事国の資格はない」などと書かれたビラを配った。中国国歌を歌いながら市中心部を行進。日系の大型スーパー前で「日本製品を追放しよう」などと気勢を上げた。一部の参加者が店外の広告板を壊すなどの被害もあった。

 100人以上の制服警官が警戒に当たったが、当局は集会やデモ自体は阻止しなかった。

 (●は「セン」、土へんに川)




とのことです。これが中国の話。


韓国に留学してる友達のBlogには「竹島の日」について、むこうの学生がどんなことを考えているか書いていましたが、反日感情っていうのは俺の想像以上に中韓に広がっているように見受けられます。*1


俺はデイサービスでアルバイトしている関係で、高齢者の方と話す機会が増えましたが、利用者さんとの会話の中で第二次大戦について考えることが多くなりました。


あの大戦において、この人たちは間違えなく戦争の被害者だったんだな、と。


戦争は決して教科書の中にはなく、写真やVTRの中にもありません。あの戦争にかかわった人全ての中にあるんだと思います。俺も父親を原爆で亡くしかけていますから、広島市のだだっ広い盆地を原爆の臨床実験に使ったアメリカのやり方とか許せませんよ*2。どれだけの一般市民が亡くなったことか。


それと似たようなことが中韓の若者の中にあるんだとしたら、俺には反日感情のかけらくらいは分かるような気がします。


うまいことまとめられないですが、とりあえず日中友好・日韓友好とか言う時にアーティスティックな分野ばかりが取り沙汰される今日、これまで「友好」を妨げてきたものがなんだったのか?そこに目を向け、本質の部分で解決を試みることが必要だと考えるわけで、そのためにも「反日感情」に対して無関心であってはならないと思います。


考えるきっかけは人それぞれだと思いますし、考えを深めていく仕方もそれぞれでしょうが、目指すべき世の中像みたいなものはみなさんと共有できたらいいですね。


漠然としすぎて主張がはっきりしませんが、思うところがあれば随時このような記事を書いていこうと思います。

*1:『今このキャンパスで、日の丸のついたTシャツなんか着ようものなら後ろから刺されるんではないか、なんて気もする。』とかって記事を書いてました

*2:呉に主要戦艦工場があったことなど、事情は複雑みたいですけど