4つ葉プロジェクト

「社会全体で子どもの育ちを支え、子育て家庭を応援していこう。みんなで子育てする社会をめざそう」を合言葉に、制度やしくみから今の世の中を考えていこう、という活動です。(パンフレットより抜粋)


ということで、今日は研究室の先生の講義を自主休講し、「4つ葉プロジェクト勉強会Vol.1」に参加してきました。


id:grouch_k先生という方のBlogに、この勉強会のお知らせがあったのですが、開催日が今日だったことに今朝の8時に気付いたもので、大慌てで準備し、家を飛び出しました。


内容はとても面白かったです。子育てに関して興味が高まっていたので、非常によいタイミングで勉強の機会を得られたと思います。


内容的には、
「子どもを産まない・育てない社会=子どもを産めない・育てにくい社会」ではないか?という問題提起に始まり、
家庭、あるいは地域の中でどのように子育てを位置づけ、支援していくのか、
また、政策的にそれをどのように提供できるのか、
財源はどこに求めることができるのか、
さらには、もっと長いスパンで見て、次世代の担い手を育成するためにどのような視点が必要なのか、
などなど、たくさんのお話を聞くことができました。


詳しい内容は4つ葉プロジェクト - 楽天ブログを参照していただきたいのですが、
印象としては現場と行政との断絶状況をどうにかしたい!
という感じがしました。


つまり、「子育ては、その喜び以上に苦しい*1」という状況を打開するために、
4つ葉プロジェクトは双方向的な役割を負っているように感じたのです。
政策が現場に根ざしたものであるように提言していく(4つ葉→行政)、
また逆に、政策が現場に円滑に馴染むように情報提供していく(4つ葉→現場)。


まだまだ子育てに関しては不勉強な私ですが、本業としようとしている高齢者介護の問題と併せて、ぜひ今後とも考えていきたい主題であります。

*1:私が思いつく限りで、一つには金銭的な面で苦しさ。もう一つには仕事を続けられない苦しさ。