ちょっと暗い話

毎週書いてますが、
日曜日はデイサービスでバイトしてます。
で、今日はちょっとへこんでます。


これは守秘義務に引っ掛かってしまうのか分かりませんが
(引っ掛かるようならすぐに日記を消しますが)、
利用者さんのうちの二人が悪性の癌を患っているらしいのです。


時代遅れかもしれませんが、
私の中で癌というのはまだまだ不治の病であり、
癌になるというのは非常に悲しいことであり、
家族も悲嘆にくれてしまう、
そんな種類の病気だと思ってました。


ところが家族の人と話していても、
あるいは職場の人と話していても、
どうも普通なんですよね。


確かに癌を患ったからといってその人がその人でなくなった訳ではないのですが、
だからとって、
ふ〜ん、癌か。ま、仕方ない。
みたいな感じでいられるんだろうか?
って思った。


逆に言うと、癌にもいろいろあるわけで、
リンパ線の近くにできた癌は転移しやすいとか、
簡単な手術で切除できるだとか、
ちゃんとした知識を持っていれば普通の病気として受け止められるのかもしれない。
とも思うわけです。


と言ってる自分も、普段からその人が癌であることを意識して接しているわけではありません。
それはきっと癌って言うことを実感できてないから。
だって目の前で元気にしてるその人が癌だなって
早々実感できるもんじゃないじゃないですか。


そう考えると、携わる人全て、
目の前のその人が癌だってことの実感してないんじゃないか?
とも思えてくる。


ともあれ、その人たちの最期まで、
私はデイサービスという一断面から関わっていけたらいいなって思う。